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◆市の花 ツツジ◆
ツツジ レンゲツツジ(別名:イヌツツジ)
ツツジは尾花沢市の「市の花」である。
しかし、この場合のツツジは、ある特定の種をさしているのではなく、ツツジ類という意味あいである。これはユリやタンポポ、サクラなどと同じでその類の総称の名である。 |
ツツジ類(分類上はツツジ属)は世界に1,000種ほどある大きな属で、尾花沢市には10種が自生している。ツツジには花の美しいものが多くサツキやシャクナゲ類などを含めて多くの園芸品種が作出されている。そのうち、我々に一番身近な野生ツツジはレンゲツツジ、ヤマツツジそれにムラサキヤシオツツジであろう。いずれも日本の特産で外国にはないツツジである。
【レンゲツツジ】
は当地方ではイヌツツジ(方言どおりの発音ではエヌツヅギであろうか。)と呼ばれているもので、ヤマツツジと並んで初夏の山野を彩って咲く。レンゲとは花が輪のように並んでいる様子を蓮華(ハス)の花になぞらえたもので、レンゲソウと同じ発想であろう。花の色は朱橙色が普通だが濃淡に差があり、黄色の花もある。このように花は美しいが有毒であるため昔は庭などには植えないものだったが、最近はよく植えられているのをみかける。日本では火山性の山や湿原に群生地が多く、天然記念物に指定されている所もあり、群馬県の県花でもある。
【ヤマツツジ】
はレンゲツツジよりも葉や花が小さく、派手さはないが花がより赤に近く、緑一色の中にあってよく目立つ。当地方では低木しか目につかないが、大きなものでは2メートルに及ぶものも見かける。風当たりが強く低木だけの山では、全山赤一色といった見事な場所も見られる。
【ムラサキヤシオツツジ】
はちょっと山深い所に行けばたいてい見られるツツジで、2メートル位まで育ち葉があまり伸張しないうちに紅紫色の花が咲をつけ、花弁の先が丸みがかっているのが特徴である。新緑をバックにタムシバの白と並んで咲いている様は、如何にも雪国の春にふさわしい光景である。この花にはオシベが10本あり、レンゲツツジやヤマツツジの5本とは異なっている。また、ヤマツツジとレンゲツツジは花と葉が一つの芽の中に収まっているが、ムラサキヤシオツツジでは花芽と葉芽は別々であることも違っている。
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