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サルナート前の花壇

市役所付近の道端

国道13号尾花沢の玄関口上町から

芭蕉・清風歴史資料館
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◆市の概要
尾花沢市は、山形県の北東部、県立自然公園御所山連峰が連なる奥羽山脈のすそ野に位置し、豊かな四季と自然環境に恵まれた面積372.32平方キロメートル、人口21,100人の市です。
日本三雪の地に数えられ、夏は盆地特有の高温多湿という厳しい気象条件ですが、その温度差と雪をいかし、「夏スイカ」生産量日本一と東日本一の「肉用牛」肥育産地として知られています。また、秋からの涼しい気候を生かした「花卉」生産では東北有数の生産量を誇っています。
市内には、大正浪漫の風情あふれる「銀山温泉」や、白鳥の飛来する花笠音頭の発祥の地「徳良湖」があり、ふるさとの原風景が広がっています。
市では、名前に花がつく全国でも数少ない自治体として、「花と緑推進係」を設け、希薄になりつつある地域コミュニティを活発化する方策の一つに「花」を掲げ、積極的に「花にこだわったまちづくり」に取り組んでいます。
◆尾花沢市の花と緑のまちづくり推進事業
1.「花のかけはし事業」
国道13号の尾花沢の玄関口には4,800平方メートルの広い面積が花で彩られ、道ゆく人々の目を楽しませています。この事業は花のかけはし実行委員会、尾花沢市、山形河川国道事務所が「ボランティア・サポート・プログラム」の協定を締結し、それぞれが役割分担してゴミ拾いや花の植栽、除草などを行っています。子供からお年よりまで500名のボランティアが参加し、雑草の野原が花の美しい景観へ生まれ変わり、市民の心と心をつなぐかけはしとなりました。年6回の活動ですが、年々内容がレベルアップし市民に定着してきました。
2.街路樹「花の通り」
まちの美しい景観づくりとして、市街地にある700個の街路樹桝をまちの顔として位置づけ、「ヒメイワダレソウ通り」「ラベンダー通り」「マツバギク通り」と路線毎に整備しています。積雪に耐える宿根草の花々は沿線地域住民の手で植えられ管理されています。
3.マイロードサポート事業
市内全域の道路沿線やロータリーなどに、地域住民が自主的に環境美化活動として花を植栽しています。地域の公園や民地など、公共性の高い場所への植栽事業を含めると活動団体数は50を超えています。
◆「花のおもてなし」の気風と取り組み
本市は松尾芭蕉が十泊した地で、俳句に対する関心の高い土地柄です。芭蕉が越えた山刀伐峠の山頂から市街地までの道路には、数多くの団体が随所にフラワーロードを形成し、花の道案内をしています。商店街では、芭蕉が尾花沢で詠んだ句の短冊やモニュメントを設置し、飾り花でおもてなしを演出しています。
また、尾花沢そば店の会「ゆう遊三味会」が、徳良湖畔の10haの畑にそばを作付けして「そば花でおもてなし」をし、畑の所有者は「蕎麦はまだ花でもてなす山路かな」の句碑を建立するなど、多くの市民が芭蕉をしのび、地域の振興と活性化に取り組んでいます。
◆今後の展開と課題
「花と緑のまちづくり」事業が展開されたことにより、住民の協働による花の輪が広がってきています。市では、自立した活動を支援していくため、団体名を記入したサインボードを設置し管理面での責任を持っていただいています。一人の力は微力ですが、人の輪がつながることで、花壇づくりだけにとどまらず、地域づくりやまちをつくりだす大きなエネルギーになります。
このたびの「全国花のまちづくりコンクール」で評価していただいた本市の活動を、「まちづくりとしての花」から「観光につなぐ花」へと発展させてまいります。また、花卉の主産地として、花の地産地消を拡大するとともに、市民一人ひとりが連帯感を持って花による地域活性化の足がかりとなるよう更に事業を展開してまいります。
>>>花と緑のまちづくり推進プラン資料【PDF:1.23MB】 |